◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル) 天皇賞・春にマイネルエンペラーで参戦する丹内祐次騎手(39)=美浦・フリー=は、先週まで全国リーディング2位の41勝をマーク。キャリアハイの70勝を挙げた昨年を上回るペースで勝ち星を量産している。絶好調の要因に加え、「マイネル軍団」で人馬そろってのG1初制覇に懸ける思いに迫った。 地道な努力が実を結ぼうとしている。「G1は乗ることも難しいので憧れてきた」。初のビッグタイトル制覇へ、丹内が日経賞を制したマイネルエンペラーと挑む。 前走の勝利インタビューで「キリンさんになって待っています」とユーモアを交えてコンビ継続を願ったが「タケ…