「ユニコーンS・G3」(5月3日、京都) 今をときめくナダル産駒から、大物の雰囲気をまとった一頭が参戦する。紅一点のヴィリアリートだ。 牝馬だと侮るなかれ。530キロを超える牡馬顔負けの好馬体の持ち主。新田助手は「大きくてパワーがありながらも手先はすごく軽い。それが乗っていて一番感じる部分です」と熱が入る。バネの利いたダイナミックな走りで初戦は3馬身半差V。今回再戦する相手もいた2戦目の1勝クラスも2馬身半という決定的な差をつけて完勝した。 前走のヒヤシンスSは初の関東輸送。勝ち馬ルクソールカフェを筆頭に相手も超強力だったが、それ以上に自分の競馬が取れなかったのが痛かった。出脚が良過ぎ…