春G1シリーズの水曜企画は「G1 追Q!探Q!」。担当記者が出走馬の陣営に「聞きたかった」質問をぶつけて本音に迫る。伝統の長距離G1「第171回天皇賞・春」は東京本社・面来陽介(34)が担当。ダイヤモンドS2着から挑むジャンカズマの西田雄一郎師(50)に「7歳馬の可能性」「厩舎好調の要因」「大切な人との絆」の3テーマを問う。 「正直なところ年齢的に上積みは薄いと思っていた」。今年1月、栗東2厩舎を経て西田厩舎へ転厩してきたジャンカズマ。既に7歳を迎え、1年以上勝っていない。迎えた西田師の正直な感想だった。だが転厩初戦のダイヤモンドSで12番人気の低評価を覆す2着激走。その姿に驚き、考えを改めた。「経験値は豊富だがベテラ…