JRAが購入、育成した2歳馬のトレーニングセール「2025 JRA ブリーズアップセール」が4月29日、中山競馬場で開催された。今年で21回目を迎えて、オンラインビッドシステムによる購買を含むセリ方式で行われた。上場頭数は76頭で、75頭(牡馬40頭、牝馬35頭)が売却された。 牡馬で最高額となったのは、キタサンブラック産駒の「クロフォードの2023」で、亀岡和彦氏が3300万円で落札した。亀岡氏は「根本先生が『走る』とおっしゃったので、信頼して」と期待を込めた。 来春に定年での引退を控える根本康広調教師=美浦=は、最後の2歳世代で楽しみな1頭が加わることになった。「楽しみですね。(騎乗供覧での)身のこなしが良かった…