◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月29日、栗東トレセン 昨年2着のブローザホーン(牡6歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)は坂路を61秒5―13秒7。軽快な走りで上々の雰囲気を漂わせた。「今日も予定通りですし、順調に来ています」と田嶋助手は納得の表情を浮かべた。 昨秋は京都大賞典11着、ジャパンC12着、有馬記念12着。3走連続で2ケタ着順だったが、今年初戦の阪神大賞典3着と、復調の兆しを見せた。「昨年の秋と比べると全身を使えるようになってきた感じ」と同助手は手応えをにじませた。昨春、京都での宝塚記念を制したグランプリホースが、得意の淀で復活を遂げる。…