「天皇賞(春)・G1」(5月4日、京都) ヘデントールにG1タイトル獲得のチャンスが巡ってきた。夏の上がり馬の代表として挑んだ昨年の菊花賞。出遅れるも、徐々にポジションを上げて直線を迎えると、勝ち馬には2馬身半差つけられたが、マラソンレースにおける適性を示すには十分の内容であった。楠助手は「距離は問題ないと思います。折り合いに不安がなく、跳びも大きいので京都の外回りコースも合っていると思います」と不安はない。 抜群の動きを見せた1週前追い切り。美浦Wに真っ先にコース入りし、レッドキングリー(3歳1勝クラス)と併せた。道中はリラックスして追走すると、直線は鞍上の猛プッシュに反応。8F108…