「天皇賞(春)・G1」(5月4日、京都) 栗東在籍時、熊本産馬として初のJRA重賞制覇を果たしたヨカヨカを追い続けた私としては、この馬を扱わない訳にはいかない。青森産馬として注目されるハヤテノフクノスケは、オールドファンにとってはまさに夢の詰まった血統背景の持ち主だ。 月日が流れるのは本当に早く、オルフェーヴル世代の“名脇役”として活躍した父ウインバリアシオンも17歳になったそう。重賞勝ちは11年青葉賞&14年日経賞の2つのみだが、G1での4つの銀メダルはファンの記憶に深く刻まれた。14年天皇賞・春では武幸四郎騎手の手綱で、勝ったフェノーメノからわずか首差。その無念の思いは息子に託された…