◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル)=4月28日、栗東トレセン サンライズアース(牡4歳、栗東・石坂公一厩舎、父レイデオロ)は全休日でもあり、馬房で過ごした。渡辺厩務員は「4歳になっても子どもでね。鞍を着けるのも大変だよ」と苦笑い。それでも、「やんちゃだけど、この馬はこれでいいのかもしれないね」と優しい表情で見つめた。 前走の阪神大賞典では、まだ格下の身でありながら2着に6馬身差をつける圧勝。新星誕生を予感させた。「今年になって、スタートを出るようになって、戦いやすくなったのかな」と同厩務員は好調の要因を分析した。昨年の日本ダービーでは早めに動き、4着に粘ったようにス…