◆第30回ユニコーンステークス・G3(5月3日、京都競馬場・ダート1900メートル) 3歳馬同士で争われるダート重賞で、新たな砂の新星候補として注目したい馬がいる。それはクレーキング(牡3歳、美浦・中舘英二厩舎、父ナダル)。前走の3歳1勝クラス(中山・ダート1800メートル)は、4角先頭の強気な競馬で8馬身差の圧勝だった。 レース後に左前球節に疲れが出たため招待されていたUAEダービーは辞退したが、秘める能力は魅力たっぷりだ。中舘調教師が「将来性をすごく買っている馬なので大事を取りました。こちらに帰ってきてからは本当に順調です」と熱く語る口調からも、期待のほどが伝わってくる。 2走前のカトレアSは、直線で…