安田記念の前哨戦として位置づけられる京王杯SC。府中の芝1400mという独特な条件で行われ、スピードとスタミナ、そして瞬発力が問われる一戦だ。過去の傾向を見ると、GIからの転戦組や、東京コースを得意とする馬の好走が目立つ。今年もスプリント-マイル路線で活躍する実力馬が集結し、本番へ向けて激しい戦いが繰り広げられそうだ。 1.前走GI組の信頼度高く、特に高松宮記念組に妙味あり 過去10年のデータを見ると、前走で国内のGIレースを使われた馬が[6-3-3-20]と6勝を挙げており、複勝率は37.5%と非常に高い数値を示している。このうち、ほとんどが前走・高松宮記念で、[6-3-3-18]複勝率は40.0%となっている。今年もこの組からの参…