◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル) 登録メンバーを見渡すと、4歳馬に魅力のある馬が多い。なかでも注目しているのがハヤテノフクノスケ(牡4歳、栗東・中村直也厩舎、父ウインバリアシオン)。前走の阪神競馬場リニューアルオープン記念(3勝クラス・芝3000メートル)は中団から切れ味を発揮して、5馬身差の快勝だった。これで2連勝だが、かなり成長したという印象を受けた。 岩田望来騎手が乗った1週前追い切りでは、栗東・CWコースで6ハロン79秒8―10秒9で豪快に追走先着した。馬体も引き締まり、ステイヤーらしくなってきている。昨年の菊花賞は8着だったが、4コーナーで大きな不利があってのもの。度外…