◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル) 第171回天皇賞・春・G1は5月4日、京都競馬場で行われる。1週間を通してさまざまな角度からレースを掘り下げる「考察」は戸田和彦記者が担当する。国内長距離路線は絶対的な王者が不在。新星誕生か、古豪復活かが大きなテーマとなる。プロローグ編では前走で海外重賞制覇を飾り、勢いに乗って参戦してきた4歳馬ビザンチンドリームに注目した。 昨年はテーオーロイヤルがダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞・春とマラソンレースを3連勝。圧倒的な強さを示し、この路線では天下が続くと思われたが、昨秋から態勢が整わず現時点で実戦復帰は今秋以降の見込みとなっている…