異国の地で23年3冠牝馬にまさかのアクシデントが起きた。リバティアイランド(牝5=中内田)は3角手前で後方から徐々に押し上げ、直線に向いたもののゴールにたどり着けず競走を中止。下馬した川田は愛馬を案じ鼻面に顔をつけた。その後、馬運車で搬送。この日、馬主のサンデーレーシングは公式サイトで左前脚の種子骨靭(じん)帯の内側と外側を断裂しており、球節部の亜脱臼により球節部が地面に着いている状態だったと発表。獣医師より予後不良の診断を受け、安楽死の処置が施された。 デビューから全12戦で手綱を取った主戦の川田が「お嬢さん」と呼び、リバティアイランドの代名詞ともなった。22年のデビューから圧倒的なパフォーマンスで…