4月27日の第51回クイーンエリザベス2世C・G1(香港、シャティン競馬場・芝2000メートル)で川田将雅騎手が騎乗したリバティアイランド(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)は最後の直線で競走を中止した。この日、サンデーサラブレッドクラブは予後不良の診断で安楽死の処置が施されたことが発表された。左前脚の種子骨じん帯の内側と外側を断裂している状態だったという。 同馬は22年に阪神JFを制し、最優秀2歳牝馬のタイトルを獲得。翌23年には桜花賞、オークス、秋華賞で勝ち、牝馬3冠を達成していた。その後はジャパンCで最強馬のイクイノックスに続く2着。23年も最優秀3歳牝馬に輝いた。4歳になり、ドバイ・シーマクラシッ…