「第32回青葉賞」が26日、東京競馬場で行われ、1番人気のエネルジコが大外一気の剛脚でデビュー3連勝。10年ペルーサ以来15年ぶりの無敗Vを飾り、2着ファイアンクランツと共にダービー(6月1日、東京)の優先出走権を獲得した。鞍上のクリストフ・ルメール(45)は、この勝利で史上10人目のJRA2000勝を達成。9085戦目で、従来の武豊の記録(1万81戦)を更新する最少騎乗回数での大台到達となった。 2000勝のゴールの先に何が見えたか。ルメールがエネルジコの上で笑みを浮かべながら引き揚げてくる。「経験が少ないせいでまだ子供。レース前はテンションが高かったし、レースでは手前(軸脚)をしきりに替えていた。子供の分だけ伸びしろも大きいです…