フランスの名手が金字塔を達成した。26日の東京11R青葉賞をエネルジコで制し、C・ルメール騎手(45)=栗東・フリー=が史上10人目、外国人騎手としては史上初となるJRA通算2000勝(うちG1・53勝を含む重賞163勝)を決めた。9085戦目での達成は、1万81戦の武豊を上回る最速記録だ。ルメールは「すごいジョッキーの10人のグループに入れてうれしい」と満面の笑みを浮かべた。 同騎手は02年に短期免許で初来日。ハーツクライに騎乗した05年の有馬記念で重賞初制覇を飾ると、15年にはM・デムーロ騎手とともに、外国人騎手として初のJRA通年免許を取得した。その後はアーモンドアイやイクイノックス…