日本ダービーへの重要なトライアルとなる青葉賞。東京芝2400mという本番と同じ舞台で行われる一戦だが、過去の傾向を見ると本番直結というよりは、ここを目標にしっかりと仕上げてきたタイプや、データに合致する馬に妙味があるレースと言える。世代屈指の素質馬たちが集結し、本番の優先出走権である上位2着以内を目指して争いを繰り広げる。 1.距離実績や適性が重要 過去のレースデータを見ると、前走で今回と同じ距離を走ってきた馬は[5-3-3-21]で複勝率34.4%と安定した成績を残している。一方で、今回距離延長となる馬は[5-7-7-107]で複勝率15.1%、複勝回収率42%にとどまっており、勝ち数では同じだが、好走確率に明確な差が見られ…