春の東京開幕週の日曜はオークストライアル「第60回フローラS」(G2、芝2000メートル)がメイン。上位2頭に、オークス(5月25日、東京)の優先出走権が与えられる。 フローラSの主役は重賞で好走中のエストゥペンダだ。強靱(きょうじん)な瞬発力を生かし、フェアリーS→クイーンCで連続3着。中でも前走は優勝馬エンブロイダリーが次の桜花賞を勝ち、2着マピュースが桜花賞4着というハイレベルな一戦だった。血統的に距離延長は問題なく、重賞初Vのチャンス到来だ。 フラワーC3着のゴーソーファーは既に2000メートルで勝利しているのが強み。東京コースは初めてになるが、持続した脚が使えるので長い直線は最適とみる。ブラックルビーは7カ月…