春の東京開催初日となる土曜はダービートライアル「第32回青葉賞」(G2、芝2400メートル)がメイン。上位2頭にダービー(6月1日、東京)の優先出走権が与えられる。 注目は国枝厩舎のアマキヒ。母に3冠牝馬アパパネを持つ良血馬。前走・中山1勝クラスは道中で機敏に動いて、好時計Vを飾った。デビュー当時よりたくましさが増して素質が開花。舞台の東京芝2400メートルは2走前ゆりかもめ賞(3着)で経験済みだ。国枝師は来春定年を迎えるため、今年がダービー制覇のラストチャンス。権利獲りの期待が高まる。国枝厩舎は毎日杯2着のガルダイアもエントリー。折り合って先行できればしぶとく、目が離せない。 新馬、セントポーリア賞と無傷2連勝の…