17年の桜花賞を制したレーヌミノルの3番仔となるエンジェルブリーズ(牝3、美浦・中舘英二厩舎)が、フローラステークス(3歳牝・GII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。 エンジェルブリーズは父エピファネイア、母レーヌミノル、母の父ダイワメジャーの血統。母は17年の桜花賞の覇者。曾祖母のプリンセススキーは87年のラジオたんぱ杯3歳牝馬Sを制している。母と同じく北海道新ひだか町のフジワラファームの生産馬となる。 ここまで1戦1勝。今年3月の中山でデビュー。既走馬相手の初陣とあって単勝26.3倍の7番人気だったが、レースは横綱相撲だった。好位追走から4角で前に並びかけると、最後の坂で抜け出し、2着のマイネルフーガに2馬身差の完…