「皐月賞・G1」(20日、中山) 年明けの中京でデビューVを飾ると、続くすみれSを逃げ切り勝ち。破竹の勢いでクラシック1冠目へ駒を進めてきたジーティーアダマンは金曜朝、栗東坂路をゆったりとしたリズムで駆け上がった。上村師は「変わらず、この馬なりにいい状態です。体重も前走と同じくらいになりそう」と、大一番へ向けて順調な仕上がりを明かす。 ここまで2戦2勝。いずれもスピードを生かし、ハナを切る形での競馬だった。新馬戦からメンバーレベルがグンと上がった前走でも、高いパフォーマンスを発揮して余力十分の完勝劇。それでも指揮官が「まだ粗削りでトモの緩さが残っている」と口にするように、まだまだ成長の余…