兵庫競馬の新人騎手、米玉利燕三(よねたまり・えんぞう、17=森沢友)が15日の園田競馬でデビューを迎え、初騎乗となった1R(C3四4歳以上、ダート1400メートル)を2番人気キングレノン(牡4=保利良)でいきなり制し、初騎乗初勝利を達成した。 兵庫競馬では杉浦健太以来15年ぶりの快挙となった。 米玉利は「素直にうれしいです。先生からはスタートを出たら、減量を生かした攻めた騎乗をしてこいと言われていました。道中ずっと手応えが良かったです。めちゃくちゃな追い方でしたが、馬がよく頑張ってくれました」と話し、最高の表情を見せた。 レースを見守った師匠の森沢友貴師は「うれしいですね。あとで泣くことにします」と愛弟子の…