「皐月賞・G1」(20日、中山) 桜花賞ではマキャヴェリアン×クードジェニーという“きょうだいクロス”を内包しているナムラクララを紹介したが、皐月賞にも非常に興味深い馬を発見。弥生賞ディープ記念2着から参戦するヴィンセンシオだ。 血統表でまず目を引くのが祖母のシーザリオ。05年に日米オークスを制した名牝であり、繁殖としてもエピファネイア、サートゥルナーリアといった名馬を輩出。キングカメハメハ産駒の母シーリアはリオンディーズの全妹に当たり、同馬はその初子となる。 次に目を引くのが、サンデーサイレンス3×4クロスだが、よく目を凝らすと、父方に宿るラヴズオンリーミーの母モネヴァシアと、母方に…