◇鈴木康弘氏「達眼」馬体診断 鈴木康弘元調教師(80)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第85回皐月賞(20日、中山)ではクロワデュノールをトップ指名した。達眼が捉えたのはライバルを圧倒するボディー。無敗4連勝でクラシック第1冠をつかむ構えだ。 楠の木(クスノキ)分限、梅の木分限という言葉があります。成長は遅くても、やがてクスノキのような巨樹になる大器晩成タイプと、花が咲くのも実を付けるのも早いが、成長が止まるのも早い梅の木のような早熟タイプ。競走馬をクスノキ型と梅の木型に大別するなら、皐月賞の有力候補クロワデュノールは後者です。ただし、早熟といってもそこらへんの梅の低木とは格が違う。秋田・横手の…