今週末はクラシック三冠の幕開け飾る皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)。無敗の2歳王者クロワデュノールをはじめ、弥生賞ディープインパクト記念を制したファウストラーゼン、スプリングS覇者ピコチャンブラックなどが顔を揃える同レースで「出走ボーダーライン」に注目してみると、近年まれに見る“ハイレベルな戦い”になっていた。 今年はフルゲート18頭に対して21頭が登録。当初は収得賞金1600万円のジュタ、ジーティーアダマンで1/2抽選とされていた。その後、若葉S2着で優先出走権を持っていたローランドバローズの回避報道があり、先の2頭は抽選なしで出走可能に。それでも、昨年のボーダーが1200万円、23年が1000万円、22年が400万円、2…