25年クラシック開幕戦「第85回桜花賞」が13日、阪神競馬場で行われ、栗東滞在で臨んだ関東馬エンブロイダリーが昨年2歳女王アルマヴェローチェとの追い比べを首差で制し、桜の女王に輝いた。ジョアン・モレイラ(41)は昨年ステレンボッシュに続く勝利で史上7人目の連覇。開業2年目の森一誠師(47)はG1初制覇となった。 ぬかるんだ馬場でも気持ちは切れなかった。エンブロイダリーが直線、2歳女王アルマヴェローチェと馬体を併せて伸びてくる。トップギアに切り替わって突き放すも、もうひと伸びされて差を詰められる。それでも抜かせない。首差で振り切り、G1初制覇のゴールへ。モレイラは「素晴らしい瞬発力を見せてくれた。新しいスターにな…