「ニュージーランドT・G2」(12日、中山) 切れ味抜群の末脚でG1馬をねじ伏せた。格上挑戦ながら2番人気の支持を受けたイミグラントソングは、重賞舞台でも臆することなく、自身の力を最大限に発揮した。 スタートはひと息だったが、慌てず騒がず後方4番手から。前走からコンビを組む石川は「前回は人気を裏切ってしまったので、その反省を生かそうと思っていました」と強い気持ちで臨み、初タイトルへと導いた。 未勝利V後は自己条件で2、3着と足踏みが続いたものの、その高い能力は誰もが認めるところ。「いいスピードが持続できるし、中山コースは合うと思っていました。今回は中山マイルの外枠を力ではね返してくれた…