G1名物「展開王」は数あるファクターの中から展開面にスポットを当てて勝ち馬をあぶり出していく。25年クラシック開幕戦「桜花賞」を担当するのは、先週の大阪杯で勝ち馬ベラジオオペラを◎指名した大阪の新谷尚太記者。仁川の芝はお任せあれ!!と志願の登場だ。今週も同じ上村厩舎の逸材で勝負。2週連続的中でシン展開王を襲名する。 昨年、京都で開催された阪神JFはレースの前半3Fが34秒2のハイペースだった。桜花賞の最重要トライアルであるチューリップ賞は同35秒7。1秒5もG1の方が速いラップが刻まれた。近5年の桜花賞は前半3Fが全て34秒台。中でも最速は阪神JF勝ち馬リバティアイランドが制した23年の34秒0だった。 前半は緩めの…