今週から仮柵が設けられたBコースを舞台に若き牝馬がスピードと瞬発力を競う桜花賞は、牝馬クラシック第1弾。近年では、いわゆるトライアルレースを使わずに挑む馬が多く過去10年間でもっとも良績を挙げているのは暮れの阪神JFから挑む馬たちで[3-2-0-4]。朝日杯FSから挑む馬を加えると[4-2-0-5]だが、チューリップ賞組も[2-3-2-10]だから無視できない。今年は阪神JFが京都開催だったことから近くの比較がポイントになりそうだ。 ◎アルマヴェローチェは阪神JFの優勝馬。札幌2歳S以来となるレースだったが、五分のスタートからこの馬なりのペースで中団から。最後は大外をまわりながらも、レース最速上がりで力強く抜け出し、ゴール前で後続…