大波乱は少ない皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)だが、意外にも近5年で1番人気の勝利は20年のコントレイルとわずか1頭のみ。近10年まで広げても19年のサートゥルナーリアが増えるのみで2勝。一方で2番人気は近5年で21年のエフフォーリア、23年のソールオリエンス、24年のジャスティンミラノと3勝を挙げている。では、今年はどうか。1番人気はクロワデュノールで確実だが、2番人気は? そこで「候補」となる2頭を紹介したい。 まずはサトノシャイニング(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。前々走の東京スポーツ杯2歳Sはクロワデュノールの2着だったが、前走のきさらぎ賞を快勝。まだまだ完成途上の体つきだが、着実に進化を遂げている。サトノ軍団は…