◆桜花賞追い切り(9日・栗東トレセン) トライアルのチューリップ賞を勝ったクリノメイが、好気配を示している。1週前に酒井騎乗で併せ馬を消化したことで、この日は坂路で単走。直線に向いて前が渋滞していたこともあり、内に進路を切り替えたが、操縦性良く気合をつけた程度で53秒7―11秒9をマークした。 ラスト1ハロンで12秒を切ったのは自身初。須貝調教師は「良かったね。やれば時計は出る馬だけど、(当該週は)リラックスさせるテーマ。前回もこんな感じだった」と調整がうまくいったことをアピールする。 2走前はテンションが高くなり、ゲートで立ち上がって外枠発走。前走時は厩舎装鞍にするなど創意工夫が功を奏した…