「桜花賞・G1」(13日、阪神) 2戦2勝のエリカエクスプレスは9日、栗東坂路を軽快に駆け上がって態勢を整えた。前半は抑えを利かせ、軽いタッチでゴールへ。それでいながらラスト1Fを11秒7(4F54秒6)でまとめ切り、改めてポテンシャルの高さを存分に示した。 「先週あれだけやっている(3日=栗東CW6F78秒3)ので、しまいだけ馬なりで伸ばしましたが、スピード能力が高いですね。普通に走っているのに時計が出ますから。リラックスしていて精神的な成長がうかがえます」。見届けた杉山晴師は身体能力の高さを再確認したと話す。 自身が管理して20年に牝馬3冠を達成したデアリングタクトと同じエピファネ…