牝馬クラシック第1弾「第85回桜花賞」の最終追いが9日、東西トレセンで行われた。2戦2勝の無敗馬エリカエクスプレスは坂路で抜群の伸び。1週前追いはCWコースでビッシリ負荷をかけており、重賞制覇を飾ったフェアリーSからの直行ローテだが出来は申し分ない。チューリップ賞を制したクリノメイも坂路を軽快な脚さばきで駆け上がって好気配。前走と同様、落ち着いて臨めるかが鍵になる。 鮮やかなギアチェンジで操縦性の高さを見せつけた。開門直後の坂路に現れたエリカエクスプレス。序盤は1F16秒0→14秒6とリズム重視。道中は適度な気合乗りで我慢が利くと、終盤に差しかかったところでスムーズに加速した。残り2Fは12秒3→11秒7と抜群の伸…