牝馬クラシック第1弾「第85回桜花賞」(13日、阪神)の最終追い切りが9日、東西トレセンで行われた。昨年12月の阪神JF以来の実戦となる2歳女王アルマヴェローチェは、栗東CWコース3頭併せで鋭い切れ味を発揮し貫禄の最先着。成長した姿を猛アピールした。管理する上村洋行師(51)は6日の大阪杯(ベラジオオペラ)に続く2週連続のG1制覇に挑む。同レースは10日に出走馬と枠順が決定する。 発展途上で世代の頂点に上り詰めたアルマヴェローチェは、4カ月間の充電期間で進化に拍車をかけた。「2歳時は線の細い女の子という雰囲気。(今は)女の子から、しっかりとした牝馬になりつつある。成長を感じる。当然、馬体重は増えることになるが、成長分な…