Jpn1「第74回川崎記念」が9日、川崎競馬場で行われた。3番人気のメイショウハリオが2周目3コーナー過ぎ先頭から押し切って優勝。2023年6月28日の帝王賞(大井)以来、1年10カ月ぶりの勝利を挙げて4回目のJpn1制覇となった。 勝負を分けたのは2周目の向正面。ディクテオンが仕掛けた瞬間だった。メイショウフンジンがスローに落として逃げていたが、ここぞとばかり6番手から外を捲っていった。この動きにすかさず反応したのがハリオ鞍上の浜中だ。タイミングを合わせ真後ろに張り付くように持ったまま追走すると、勢いそのままに3角でディクテオンの外に並びかけてそのまま先頭へ。直線を向いたところでは2馬身のリード。ここからは左ステッキ…