「阪神牝馬S・G2」(12日、阪神) 愛知杯11着からの巻き返しに燃えるイフェイオンが怪気炎を上げている。前走は前半3F32秒7の超ハイペースを4番手追走。ラストの失速も致し方なしだ。杉山佳師は「使った方が良くなる馬で、落ち着きが出ています」と叩いた効果を実感している。 今回、手綱を託すのは北村友。レース、調教ともに騎乗経験がなく、全くのテン乗りだが、指揮官は相性の良さを予想している。「リズム重視で乗ってくれますからね。行く馬もいませんし、枠によっては逃げるのもいいかもしれませんね」と、積極策を示唆した。 先週のチャーチルダウンズCでは、同厩舎で管理されている全弟のミニトランザットが3…