関東馬ブラウンラチェットは栗東滞在で調整を進める。火曜朝はCWコースで体を動かした。名畑助手は「栗東の環境になじむのが早かった。美浦にいる時と同じような精神状態でカイ食いも良く、現状の力は出せる」と順調さを伝えた。 昨年9月新馬戦、10月アルテミスSと連勝で重賞制覇を飾った。1番人気に支持された前走の阪神JFは初の長距離輸送で428キロ(前走比12キロ減)と大幅な馬体減。発走前は他馬の影響でゲート内で待たされる場面があり、メンタルが乱れた。道中は中団で掛かって、まさかの16着。「ゲート裏で驚いたり、(レース前に)雨が降ったり、そして馬体減など悪条件が重なって、能力を出し切る前に終わった」と振り返る。 今回は…