3歳重賞の「第28回クラウンC」が8日、川崎競馬場で行われた。7番人気の伏兵ミーヴァトンが直線差し切り優勝、管理する佐藤博師とともに重賞初制覇を決めた。同馬には「第71回東京ダービー」(Jpn1、6月11日、大井)への優先出走権が与えられた。 道中は後方3番手を追走。「さすがにペースが遅いと思ったが、向正面で西君(プローラーティオー)が捲って行ってくれたので、みんなが動いたのが良かった」と町田は振り返ったが、言葉通り末脚に懸けるためそこでも動かなかった。 4コーナーは内々を回って上位に進出。直線は狭いスペースを見つけて馬場の真ん中に飛び込み一気に抜け出した。外に持ち出すと右ステッキの連打。それに応えるように…