「桜花賞・G1」(13日、阪神) 陣営の気持ちを思うと軽々しいことは言えないが、高松宮記念で見せたナムラクレアの走りはまさに“負けて強し”だったのではないか。レース後のルメールも「精いっぱい走っている。仕方がない」と2着という結果に納得していたそうだ。年齢を考えれば、G1制覇のチャンスは残りわずか。何とか、悲願達成の瞬間を見たいものです。 桜花賞には、クレアの半妹に当たるナムラクララが参戦する。以前、母のサンクイーン2を英国のタタソールズ社のセールで落札したという谷川牧場さんの記事を目にしたが、購入の決め手は「血統の素晴らしさ」だったように記憶している。確かに、同馬の祖母(ナムラクララの…