春の牝馬クラシック第1弾となる桜花賞。阪神外回りのマイルは切れ味勝負となることが多く、過去の傾向からも阪神JF上位組を中心に、差し・追い込みタイプが好走を続けている。今年もGI馬を筆頭にハイレベルなメンバーが顔を揃えた。 1.前走GI組の直行に注目 過去の桜花賞において、前走GI組は[4-2-0-5]で複勝率54.5%と高い実績を誇る。近年は阪神JFから直接ここへ向かうローテーションの馬も多く、この傾向は今年も注目すべきポイントだ。このローテーションで臨む馬は元々賞金がある馬なので、信頼度も高い。 2.前走・チューリップ賞組は妙味十分 桜花賞の有力前哨戦とされるチューリップ賞組は過去10年[2-8-5-33]。勝率はわずか4.2…