◆第85回桜花賞・G1(4月13日、阪神・芝1600メートル) プリムツァール(牝3歳、美浦・蛯名正義厩舎、父イスラボニータ)は、トライアルのアネモネSで2着に入り優先出走権を獲得。スローペースを後方から差し込んだ脚は、本番でも一発を秘めている。蛯名正調教師も「秋や来年にはもっと良くなると思うけど、素質はある。皮膚感だったり、乗っての雰囲気がいい。フットワークが緩いけど、しなやかできれいに走れる。なかなかいない馬だよ」と、素質を高く評価する。 トレーナーにとって父イスラボニータは、騎手時代にコンビを組んで皐月賞を制した思い出の馬。「お父さんみたいな馬もなかなかいないけど、柔らかさという意味では通じる…