ついに日本馬が芝で“香港の英雄”を打ち負かした。道中は中団で脚をためたソウルラッシュ。スムーズに流れに乗ると、2番手から抜け出しを図るロマンチックウォリアーの背後に忍び寄った。外からジワジワと差を詰め、鼻面を合わせたままゴール。写真判定は3分40秒にも及んだ。 勝ち馬がアナウンスされるとC・デムーロは馬上でガッツポーズ。“0・01馬身差“の激戦を制し「世界一の馬を倒したので過去最高のパフォーマンスでした。とてもハッピーです」と喜びを爆発させた。 昨年の安田記念ではロマンチックウォリアーの後じんを拝して3着。それでも池江師は「力は劣っていないと感じていました」と諦めることはなかった。マイルから中距…