思わぬ馬体減で力を発揮できなかった阪神JFは度外視できるブラウンラチェットが巻き返す。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■4/13(日) 桜花賞(3歳・牝・GI・阪神芝1600m) まだまだ気性が幼い若駒だった2歳時のブラウンラチェット(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)。初めての長距離輸送で大幅な馬体減に加えて、前半は窮屈な形になった阪神JFの大敗は敗因が明確で、悲観する内容ではない。今回はその経験を糧に栗東に入厩しての調整。本来は好位につけられる競馬センスがあり、終いの切れ味も一級品。2走前のアルテミスSではフィリーズレビューの勝ち馬ショウナンザナドゥを負かしており、スムーズに走れればGI奪取は可能だ。鞍上は横…