春の国内中距離王者を決める大阪杯は15頭が出走し、3番人気で昨年の桜花賞馬のステレンボッシュ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)は13着に終わった。ジョアン・モレイラ騎手は先週の高松宮記念(サトノレーヴ)に続く、2週連続のG1勝利とはならなかった。 今回は関西圏のレースでも栗東には滞在せず、美浦トレセンからの長距離輸送で挑んだ。レース直前の馬体重は少し腹周りがさみしく映った4キロ減の460キロも影響したのか、レースは後方追走から直線でゴーサインが出てもいつもの末脚を発揮できず、後方のまま沈んだ。前日土曜の中山で7戦5勝と絶好調だったマジックマンをもってしても、見せ場すら作れない敗戦だった。馬券…