上里直汰騎手(18)=美浦・加藤士津八厩舎=は4月5日、中山7R・4歳上1勝クラス(ダート1800メートル=11頭立て)でスペイドアン(牡4歳、美浦・加藤士津八厩舎、父カリフォルニアクローム)を1着に導き、デビュー31戦目で待望のJRA初勝利を挙げた。初の沖縄県出身のJRAジョッキーとして注目を集めて、自厩舎の馬での白星となり師匠の加藤士調教師とともに喜びを分かち合った。 内の4番枠から好スタートを決めて、すんなりハナへ。道中は我慢して折り合い、直線では左ムチで懸命に鼓舞して、2着のデスティノに1馬身3/4差をつけて逃げ切った。 レース後のウィナーズサークルでは多くの先輩、同期の騎手から祝福されて、「本当にスペイ…