クリノ軍団のGI初制覇なるか。チューリップ賞覇者のクリノメイ(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)が、桜花賞(3歳牝・GI・芝1600m)に挑む。 かつては故・栗本博晴オーナー、最近では栗本依利子オーナーが主に利用している「クリノ」の冠名からは、多くの活躍馬が出ている。少し前だと13年のアルゼンチン共和国杯を制したアスカクリチャン、ダート重賞3勝のクリノスターオー、最近では短距離路線で活躍したクリノガウディー、22年の中山牝馬S覇者のクリノプレミアム、同年に浦和記念を勝ったクリノドラゴンが代表格となる。ただ、GIは未勝利で、18年の朝日杯FSのクリノガウディーの2着が最高着順。同馬では20年の高松宮記念で1位入線→4着降着という悔…