セレクトセールで高額取引されたショウナンザナドゥ(牝3、栗東・松下武士厩舎)が、桜花賞(3歳牝・GI・芝1600m)でGI初制覇を狙う。 ショウナンザナドゥは父キズナ、母ミスエーニョ、母の父Pulpitの血統。母は09年の米G1・デルマーデビュータントSの覇者。半姉のミスエルテは16年のファンタジーS、同じくミアネーロは24年のフラワーCを制している。22年のセレクトセール当歳において、牝馬では2位の1億8500万円(税抜)で取引された。 ここまで6戦2勝。初勝利を挙げた後は重賞に挑み、アルテミスSが3着、阪神JFが4着、クイーンCが9着。気性の課題もあったが、前走のフィリーズレビューで本領を発揮した。プラス10kgと大幅に馬体重を増やした…