阪神内回りコースを使用する2000m戦で、2017年からGI競走に格上げされた定量戦。瞬発力よりもロングスパートに耐えられる持久力や立ち回りの器用さが求められるケースが多く、上がり最速馬は【1-3-2-5】。また、G1競走に昇格後1番人気馬は【2-1-2-3】と期待を裏切るケースが多い。 ◎エコロヴァルツは中山記念2着。半マイル通過47.0秒とはいえ、逃げ先行馬が総崩れとなったこのレースで積極的にポジションを取りに行き、自ら勝ちに行った内容は最後ハナ差交わされてしまったとはいえ、高く評価できる。2歳時には新馬、コスモス賞を連勝し朝日杯FSではメンバー最速の末脚でジャンタルマンタルに迫った馬。クラシック三冠は思うような結果を残…