春の芝2000メートル王者を決める「第69回大阪杯」は3日、出走馬が確定した。休み明けの金鯱賞を叩いたデシエルトが栗東坂路の木曜追いで負荷をかけ、好調をアピールした。力は確か。折り合い一つでガラッと変わりそうだ。4日に枠順が発表される。 高ぶる気持ちを抑え、パワフルに駆け上がった。デシエルトは安田助手を背に坂路へ。馬場入り直後はいつも通り2?3度、跳びはねてからスタート。コーナーを回って直線に向くと馬場のど真ん中に進路を取り、一気にギアが切り替わってスピードに乗った。課題の折り合いがスムーズにつき、手綱を持ったままフィニッシュ。4F52秒7?1F12秒5を刻んだ。 引き揚げてきた安田助手は「あまり刺激を与えな…