◆第69回大阪杯・G1(4月6日、阪神競馬場・芝2000メートル)追い切り=4月2日、美浦トレセン 前走の金鯱賞で鼻差2着に惜敗して、悲願のG1初制覇を狙うホウオウビスケッツ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎、父マインドユアビスケッツ)が、岩田康誠騎手を背にして上々の動きを見せた。外マイネルケレリウス(5歳オープン)を追走する形から、5ハロン68秒4―11秒3でゴール前で仕掛けて約1馬身先着した。 手綱を執った岩田康騎手は「疲れを残さず、状態を保つということでさらっという指示を伝えられて、上がりだけは反応を確かめる調教をしました。中2週ですが、フレッシュで馬体も大きく見せていましたし、前回以上に動ける状態を感じました」と…